前回の続きの記事です。
時は令和2年1月、まだコロナ禍等もない平和な世でした。
妖怪ベンチの旅も終盤、最後に有名な「河童の河次郎」を見に行くべく、
「辻川山公園」へと向かいました。
道中、「三木家住宅」の前を通ります。
三木さんのお宅?
三木家は、明暦元年(1655)、飾万津(飾磨)から福崎町辻川の地に移り住み、姫路藩の大庄屋として地域の政治と文化の中心的存在となってきました。福崎町出身である、‘民俗学の父’柳田國男との縁も深く、1972年に三木家住宅が兵庫県指定文化財となり、その後、2004年に町有化され福崎町の財産として、地域づくりの中心となっているところです。
という、兵庫県指定文化財のお宅でした。
残念ながら閉館しておりました。( ノД`)
そして、とうちゃこ~!
この公園にも妖怪オブジェがたくさんあります。
「山の神」
「天狗」
これは河童の河太郎(ガタロウ)
河童の兄弟の兄。弟はガジロウ。
大久保駅前校のお隣さんはタツジロウw
お皿が乾き動けなくなり、池のほとりで固まっています。
そして、河童の河次郎(ガジロウ)
河童の兄弟の弟。兄はガタロウ。
普段は池の中におり、時間になると、水中から飛び出てきます。
ブクブクブク・・・
おっ!きたきた!
ばぁ~!!
すぐに池に戻ってしまいますので、急いでパシャ(笑)
次は「妖怪小屋の逆さ天狗」
地上3mの位置につくられた気味悪い小屋から飛び出してきます。
手には大好物のもちむぎどら焼きを持っています。
でも平日月曜のためか、ひと気も少なく、寂しい(笑)
柳田國男が「日本一小さい家」と表現し,民俗学への志の源となったといわれる生家が,移築・保存されています。
こちらも月曜日は休館、残念( ノД`)
柳田國男の生家から上に上がっていきます。
「歌人 岸上大作 望郷の丘」に到着
岸上は、旧・田原村井ノ口(現・福崎町西田原)で生まれた。國學院大時代は短歌研究会に所属し、昭和35年に安保闘争に参加する学生の心情を詠んだ歌「意思表示」が評価され、天才歌人と注目を集めた。だが失恋のため、21歳で自ら命を絶った。
なんと、悲しい・・・
望郷の丘からの展望
と、なかなか楽しい自転車ポタでした。
福崎町へ行かれる場合、月曜日はほとんどが休館日なので、
月曜日以外に出向くのがいいかもです。(^^;)